このページの本文へ移動

佐藤一斎像(さとういっさいぞう) 

 『佐藤一斎像(さとういっさいぞう)』の画像 
1幅
絹本着色
渡辺崋山筆(わたなべかざんひつ)
画 縦80.6 横50.2 賛 縦33.2 横50.2
江戸時代
文政4年(1821)
重文
A12055
河田燕氏寄贈
拡大して表示 別の画像を表示
総合文化展での展示予定は未定です
 
佐藤一斎(1772-1859)は,幕府儒官となり,門人三千人ともいわれた儒学の大家で,生涯の節目に渡辺崋山や椿椿山に描かせた数点の肖像画を残す。そのうち,この五十歳像は,儒学の弟子であった崋山が,十数度の画稿を重ねた入念な作。眼や口など顔の表現に徹底した写生の成果が表れている。図上に貼付された賛は,3年後に一斎自身が書き加えたものである。