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風神雷神図屏風(ふうじんらいじんずびょうぶ) 

 『風神雷神図屏風(ふうじんらいじんずびょうぶ)』の画像 
2曲1双
紙本金地着色
尾形光琳筆(おがたこうりんひつ)
各縦166.0 横183.0
江戸時代
18世紀
重文
A11189-1
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総合文化展での展示予定は未定です
 
風神,雷神はもともと千手観音の眷属で,他の二十八部衆とともに尊崇された。これは宗達の最高傑作を光琳が模写したもの。風神と雷神が画面両隅から向い合う緊張感ある構図と,広々とした金地の空間が宗達画の特徴なら,光琳は2神の位置を中央に寄せて構図の安定をはかり,むしろ2神の姿を鮮やかな原色で明確にとらえることに努め,造形感覚の違いを示す。