このページの本文へ移動

色絵花鳥文大深鉢(いろえかちょうもんおおふかばち) 

 『色絵花鳥文大深鉢(いろえかちょうもんおおふかばち)』の画像 
1口
磁器
伊万里・柿右衛門様式(いまり・かきえもんようしき)
高21.4 口30.3 底16.5
江戸時代
17世紀
重文
G5101
拡大して表示 別の画像を表示
総合文化展での展示予定は未定です
 
純白に近い白磁に華麗な上絵を施した柿右衛門様式の色絵磁器は,当時のヨーロッパで人気を博し,盛んに輸出されていた。この大深鉢はわずかに青みを帯びた白色磁胎に,赤・緑・青・黄の華やかな色絵で花鳥を描く1600年代の作。蓋を伴った類品が多くヨーロッパに伝世しているところから,輸出物として作られたものであったが,この作品は珍しく日本に伝世した。戦前から知られる重要な作品である。