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千手観音像(せんじゅかんのんぞう) 

 『千手観音像(せんじゅかんのんぞう)』の画像 
1幅
絹本着色
縦138.0 横69.4
平安時代
12世紀
国宝
A10506
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総合文化展での展示予定は未定です
 
本面および頂上仏面以外に11小面と左右各21大手をとる千手観音図像は不空訳『千手観音大悲心陀羅尼経』に依拠するが,中尊と左右の功徳天・婆藪仙の組み合わせは,胎蔵界曼荼羅虚空蔵院の図像に影響を受けたものと思われる。中尊の彩色や繊細な截金技法には,藤原仏画の特質がよく示される。