東京国立博物館 TOKYO NATIONAL MUSEUM
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特集陳列 現在日:2010年9月3日  有効期限:2008年3月9日
特集陳列 梅花
東洋館第8室 2008年2月13日(水)〜2008年3月9日(日)

紅梅図
紅梅図 金農筆 清時代・乾隆25年(1760)
 冬の厳しい寒さの中、梅は百花に先駆けて開花し清香を放つことから、中国では、松、竹ともに「歳寒三友(さいかんさんゆう)」と称えられ、また、蘭、菊、竹とともに「四君子(しくんし)」と称えられました。古くから詩文に詠われ、また、文人の好む画題として親しまれましたが、特に宋時代になると、宮廷画院を中心とする洗練された精細な着色画のみならず、禅僧の花光仲仁(かこうちゅうじん)が創始したという墨梅も盛んになりました。花光仲仁は月夜に窓に映る梅影をみて墨梅をはじめたといわれますが、その後、梅の蕾から開花、そして落花するまでの姿を百図にあらわして、五言絶句の詩を付した宋伯仁(そうはくじん)『梅花喜神譜(ばいかきしんふ)』(南宋・1238年自序)のような梅譜も編纂されるようになり、元時代以降、墨梅は文人を中心にいよいよ盛んになり、また、梅花は美人の譬えにも用いられるなど、今日に至るまで様々な姿に描かれてきました。

 この特集陳列では、元時代の呉太素(ごたいそ)、明時代の陳録(ちんろく)、劉世儒(りゅうせいじゅ)などの墨梅家の作品、清時代の揚州八怪(ようしゅうはっかい)の一人として著名な金農(きんのう)の作品など、元時代から近代に至るまでの着色、水墨の様々な作品を展示します。中国の画梅の多様な世界をご覧ください。
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主な出品作品

*所蔵の表記の無いものは、当館蔵品です。
重要文化財 雪梅図 呉太素筆 元時代・14世紀 新潟・貞観園保存会蔵
梅花水仙図 律天如筆 明時代・正統6年(1441)
墨梅図 陳録筆 明時代・正統11年(1446) 市河三兼氏寄贈
月梅図 劉世儒筆 明時代・16世紀 市河三兼氏寄贈
紅梅図 金農筆 清時代・乾隆25年(1760)
羅浮香夢図 兪明筆 清〜中華民国時代・20世紀 個人蔵
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