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中国鏡の文様とは異なる独自の文様をもった鏡の一つである。内区には4人の人物と四頭の鹿を描いている。人物は手に壷,盾をもったものがおり,頭にまきひげ状のものをつけている。外区には10人の人物が描かれ,片手に盾,片手に刀や剣をもっている。まきひげ状のものを頭や腰につけているものもある。これらの群像は狩猟の光景と考えられたところから狩猟文鏡と名づけられたが,祭りの舞踊とする説も有力である。