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老猿(ろうえん) 

 『老猿(ろうえん)』の画像 
1基
木造
高村光雲作(たかむらこううんさく)
高108.5cm
明治時代
明治26年(1893)
重文
C232
コロンブス世界博覧会臨時博覧会事務局寄贈
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総合文化展での展示予定は未定です
 
高村光雲は江戸浅草の生まれです。江戸仏師の末流高村東雲の弟子として習得した木彫技術に洋風彫刻の写実性を加味して,木彫に新生面を開きました。《老猿》はシカゴ万国博覧会に出品された大作です。大鷲と格闘した直後の,気迫に満ちた猿の姿をいきいきと描写しています。