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伝名和長年像(でんなわながとしぞう) 

 『伝名和長年像(でんなわながとしぞう)』の画像 
1幅
絹本着色
長谷川等伯筆(はせがわとうはくひつ)
縦82.5 横39.2
安土桃山時代
16世紀
重文
A10472
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総合文化展での展示予定は未定です
 
従来,帆掛け船の家紋があるところから,建武の新政に尽力した名和長年の肖像とされていたが,太刀に施される梅鉢文や,画中に馬を馴らす家来の姿が描かれる意味を考え,像主を大坪流馬術の名手斎藤好玄(1500-72)と考える説や,等伯と甲斐武田家の関係から武田家の臣を描いたとする説がある。人物たちの着物の柄は,粋で大胆な当時の流行をしのばせる。