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室町時代の武将で、周防(すおう)の大内氏に仕えた石見(いわみ)国の益田宗兼(ますだむねかね)(1545没)が足利将軍義稙(よしたね)より拝領したと伝わる。将軍にふさわしい桐竹模様を織り出した上品な綾織物の小袖。直垂(ひたたれ)など表着(うわぎ)の下に着用したのであろう。袖幅(そではば)が狭いのが、中世の小袖の特色である。20090624_h22